今日のある農場での出来事。
昨日、家畜市場からホル雄が売れずに帰ってきてしまったとの事。
市場で発熱して戻ってきたりすることはあるが、1,000円でも売れずに戻ってきたそうです。
理由は片目が白く濁っていたため。
以前紹介した核内白内障のように見える。
片側性のため、日常生活にはあまり影響は無いように思えますが、群で飼育する肥育農家にとってはリスクだそうです。
餌の価格が上昇したことにより、導入する個体価格よりも、給与した餌に見合った発育がどれだけ期待できるかの方が重要のようです。1,000円と、100,000円の子牛がいた場合、増体次第では購入時の9万9千円の差は容易にひっくり返ってしまうのですね。
子牛の価格が下がり、この牛のみならず、全国各地で行き場の無いホルスタイン雄が増えているようです。
さて、この牛は引き取り手を探していますが、どうなるだろうか…
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