学校に通っていた頃から、「暗記」をさせられているようで
勉強が嫌いになったことありませんか?
どうしてあの人は、勉強のイメージが無いのにテストの点数が高いのだろうか?
など思ったことありませんか?
最近、書店で見かける本の中で
「インプット」「アウトプット」というワードをよく見るようになりました。
効率良く記憶をするためには、
情報のインプット → 情報の加工・組立 → アウトプット
の一連の流れが重要と述べられています。
しかし実際のところ、それだけでしょうか…
今回は、効率良く勉強(記憶する)するために必要な解決法が書かれた本に出会いましたので、
一部紹介したいと思います。
勉強効率が飛躍的に向上する『月に1億円稼ぐ現役・東大生社長の勉強法』が12月2日にKADOKAWAから販売開始。豪華予… https://t.co/UsiyQ8sU6k pic.twitter.com/gMmVSA3Fdz
— PR TIMESライフスタイル (@PRTIMES_LIFE) November 29, 2021
タイトルは、「月に1億円稼ぐ 現役・東大生社長の勉強法」です。
書店でこの本を見つけた時、正直、
「東大生なら地頭が良いんだから、勉強法も何も無いだろ」と思っていました。
しかしこの本の最初のページで、わたしの心を見透かしたように
勉強のできる出来ないは「地頭」の問題ではないと、
具体的にその理由が書かれていました。
まんまとこの本を手に取ってレジに向かったわけです…
覚えられないのは勉強法が間違っていたからかもしれない

小さい頃からのわたしの勉強法は、
複数の科目を順番に勉強し、1周したらまた最初に戻る
という学習方法で行ってきました。
「どこまで覚えたか」は確認しなかったため(つまりアウトプットせず)、
当然試験では玉砕…
今更ながら後悔しました。
この本には正しく勉強をするための要素がいくつか書かれています。
この本では、「行動・方法」に関連した勉強法と
「人間の脳へ科学的にアプローチ」した勉強法に分けられます。
「行動・方法」に関連した勉強法で印象に残ったのは以下の二つでした。
- 人の脳は学習した1時間後に56%、1日後には74%も覚えた内容を忘れてしまう
- バランスよくではなく、「1つの分野に何度も集中」して勉強する
- 「アウトプット」ができることは、その知識を理解できている証拠
- インプット → アウトプット を繰り返す
勉強法は行動・やり方を変える事ですぐに実践できます。
今回は、脳の仕組みに関連した記憶の方法を詳しく紹介したいと思います。
「忘れる記憶」と「忘れない記憶」とは

頭の中では、記憶をする前に「必要なもの」と「不必要なもの」を整理しています。
頭の中で無意識に必要と判断されたものは、
「忘れない記憶」として定着するそうです。
つまり効率良く記憶するためには、勉強した事を
どれだけ「必要なもの」として整理されるようにするかがカギとなります。
- 重要であると判断されるためには以下の方法があります
- 知識を実際に使ってみること(アウトプット)
- その時の感情をセットに記憶する(楽しい経験であったり、辛い経験であったり)
- 単語と単語をつなぐエピソード記憶(関連のない単語同士でもストーリーでつなぐ)
- とにかく人に話し、討論する
「パーキンソンの法則」
パーキンソンの法則とは
「仕事の量は完成のために与えられた時間の範囲内を満たすまで膨張する」
と説明されています。
つまり、
- 時間がある分だけ、その時間に合わせて仕事をする時間が増えてしまう
- 期限が3日と設定した場合、1日で終わる仕事でも、3日かかってしまう
- 自分では計画通りと思っていたが…(これが間違い)
- 期限に合わせて自分がリミッターを設定してしまう
- 作業速度が遅くなる(ダラダラする)
これを回避する方法として
- 設定期限を自分の中で短く設定する
- 2週間の期限を10日までに仕上げるなど
- どこまでできるか目標を立てる(目標を越えるようチャレンジする)
- 1時間で10ページ分よりも多く覚えるなど
学習性無力感を回避し、知的好奇心を高める

「学習性無力感」とは、人も動物も、長期にわたるストレスや、プレッシャーにおかれると、
「何をしてもダメだ」と、脳が学習してしまい無気力になってしまうことです。
これを回避する方法として
- 小さな目標を立て、成功体験をコツコツ積み上げる
- 成功している姿を想像する など一部引用
「なぜだ」「どうしてだろう」疑問を持つことが、
「もっと知りたい」といった、知的好奇心を高めることになります。
自分の意思で「もっと知りたい」と学んだ知識は、頭の中で必要であると判断され、
「忘れない記憶」として残り続けるのではないでしょうか。
「時間」という誰にでも与えられた無形資産を、
少しでも有効に消費したいと思っている方、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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