病気の診断をするために、動物も血液検査や超音波検査などを行います。牛の診療においても様々な検査を行い、病気の治療をします。今日は日常行われている、検査の一つである糞便検査の一部を紹介したいと思います。
綺麗な「満月」 ではありません。顕微鏡で覗いた牛の糞便の世界です。
腸炎を起こす原因としては、
ウイルス、細菌、寄生虫、食餌性など様々あります。
私たちは顕微鏡で主に、糞便中の寄生虫を調べます。
糞便の中には綺麗な構造物などもあれば、
「ゾッと」するほど気持ちが悪い物まで見られます。
同僚が牛の糞便では珍しい「回虫」の卵を見つけたので記念に載せておきます。
本日私も実物が見たくて探しましたが、見つからず、残念。
こちらも何かの病原体かと思いましたが、
詳しい人に尋ねたら、カビの胞子だそうです。
つい「気持ち悪いもの」って見たくなりますよね…
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