知らず知らずのうちに搾取されているもの

先日の農場での会話

畜主:「最近、変な訪問客が多いんです。」

私:「確かに、効果の怪しい添加剤とか売り回っている人いますよね。」

畜主:「いえ、違うんです。保険会社の販売員なんです。」

私:「保険会社…?農場に?」

訪問客とは、意外にも生命保険などを扱う販売員だった。この農場は、一昨年就農したばかりのため、未だにたくさんの訪問客が来るそうです。しかし保険会社とは…

畜主:「生命保険に入らないか。との誘いでしたよ。」

私:「生命保険?〇〇さん独り身ですけど、保険金の受取人はどなたかいらっしゃいます?」

畜主:「保険金を残す人は今のところ誰もいないので、もちろん断りましたよ。」

もちろん将来結婚する可能性もあるため、それに備えて今から加入するという選択もあると思います。それでも現在、独り身の個人事業主であれば、病気や怪我で働けなくなった場合の保険や、老後に備えた保険をすすめる方が良いのではないでしょうか。

今回のケースだけでなく、わたしも就職したばかりの時など、なぜか生命保険傷害保険をやたらすすめられました。当時は保険の知識の無く、慣習のごとく加入してお金を払い続けていました。

では実際のところ保険は入った方が良いのでしょうか?

目次

参考書籍①

今回紹介します「お金の大学」では、今回のケースを含めて、保険に関する疑問を解決してくれます。さらに、わたしたちの生活に関わるお金の事、世の中の常識・仕組みに関してもわかりやすく書かれています。

以前、足に怪我した時の事です。入院までは必要なかったのですが、数週間の通院をしていました。

わたしは障害保険に加入していたのですが、入院での給付が対象で、通院ではかかった治療費などに対する保険金が貰えない、という条件でした。しかし保険料は、年間で4万円。10年間で40万円

入院になるような病気や怪我をするだろうか?と考えた時、わたしには、条件が合わなかった様です…

今ではこの本を読んで、様々な保険の見直しを行いました。(年間の金額にすると大きいです)

参考書籍②

もう一冊紹介したい本は、「一生安心するためのフリーランスのお金がぜんぶわかる本」です。

こちらの本は、起業や開業をする予定の人のためだけではなく、労働者にとっても役立ちます。牧場経営の場合、多くは個人事業主によるものだと思います。わたしたちは普段、「牛を飼う」という姿を見ることがほとんどです。しかし実際は、「牛舎を経営する」という仕事もう一つの大切な仕事があります。

この本を読むことで、「牛を飼う」だけに特化したアドバイスをした際に、どうして畜主がそのアドバイスを受け入れないかが分かるはずです。牛を飼う」と「牛舎を経営する」がうまく噛み合ったアドバイスが、実は畜主(経営者)が求めているものだと認識することができるはずです。そしてそれを提案することができるようになれるかもしれません。(非常に難題ではありますが)

まとめ

普段、働いて給料をもらい、色々なものに支払いをしています。気づかないうちに、お金を搾取されていることもあります。

ぜひこの本を参考に、色々な支出を見直してみてはいかがでしょうか。

著者の「両学長」はYouTubeにおいてもたくさんの動画を配信しています。

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